@article{oai:hsuh.repo.nii.ac.jp:00010198, author = {倉橋, 昌司}, issue = {1}, journal = {北海道医療大学歯学雑誌}, month = {Jul}, note = {Chew-and-spit法による食品摂取時の実際の全唾液分泌量測定に必要な算定式を考案し,その妥当性について実験的に検討した.その結果,見かけの全唾液分泌量は摂食開始1口目では極めて少なくその後徐々に増加し,4口目からほぼ一定となったが,実際の全唾液分泌量は1口目から10口目までほぼ一定値を示した.見かけの全唾液分泌量は実際の全唾液分泌量と比較して1口目から3口目までは著しく少なく,6口目・7口目も有意に少なかった.全10口を通しての見かけの全唾液分泌速度は4.14±1.34ml/分で,実際の全唾液分泌速度の5.50±1.50ml/分に比較し75.1±6.5%と有意に低かった.嚥下時食塊水分%は全10口を通して有意な変動はなく,10口全体では42.9±7.1%であった.口腔内に残存又は過って嚥下した食品重量%は口腔内に残存又は過って嚥下した全唾液量%より有意に小さかった.以上よりChew-and-spit法による食品摂取時の,特に個人の全唾液分泌能力測定では従来の算定法では不十分であり,著者等の考案した算定式の妥当性が確認された}, pages = {31--35}, title = {Chew-and-spit法の算定法改善による食品咀嚼における全唾液分泌能力測定}, volume = {25}, year = {2006} }