@article{oai:hsuh.repo.nii.ac.jp:02000254, author = {片山, 寛信}, issue = {30}, journal = {北海道医療大学看護福祉学部紀要, Health Sciences University of Hokkaido Journal of nursing and social services}, month = {Dec}, note = {本稿はA大学B学科における、社会的養護の支援を受けた経験のある学生への、サポートスキームについてまとめることを目的とする。 本スキームは社会的養護における支援メニューであるアフターケアについて、大学をプラットホームとして実施できることを意識したものである。 Phase 1 では、対象者が措置されている施設等より入学希望について連絡を受け、大学の担当者が対象者及び施設長等と面談の機会を持つ。目的は、受験の意志確認及び本スキームの説明や大学の雰囲気を伝えることである。 Phase 2 では、対象者の合格が確定した後に、社会的養護の支援者とのカンファレンスを実施する。目的は、大学の基本的な学生支援体制と社会的養護のアフターケア体制についての確認と共有、リービングケア内容の検討である。 Phase 3 では、入学直前にあたる2 月~ 3 月に実施する。目的は,対象者が大学生活を前向きに捉える動機づけである。 Phase 4 では、大学入学後、前期終了時及び後期終了時の年2 回実施する。目的は、充実した大学生活の状況確認と卒業に向けた動機付けの他、対象者が困難を抱えている場合のサポートや進路変更に伴う中退などへの対応である。 本スキームにより、対象者は成功体験や失敗体験を積み重ね、必要に応じて相談をしたい人に相談し、安定した学生生活につながることが期待できる。}, pages = {27--34}, title = {大学をプラットホームとしたリービングケアとアフターケア―社会的養護とのコーディネーションスキーム―}, year = {2023} }