@article{oai:hsuh.repo.nii.ac.jp:00006445, author = {小池, 俊之 and 半田, 慶介 and 斎藤, 隆史}, issue = {2}, journal = {北海道医療大学歯学雑誌, The dental journal of Health Sciences University of Hokkaido}, month = {Dec}, note = {覆髄剤の材料として石灰化誘導性リンタンパク質であるフォスフォフォリン(PP)と創傷被覆材アルギン酸ゲル(AG)に着目し、象牙質誘導実験を行った。熱架橋処理を施したAGにブタ抜去歯から抽出・精製したPPを架橋接合させてPP-AG複合体を作製し、更に硬組織形成誘導活性を有するrhBMP-2を添加したPP-AG-BMP複合体を作製した。ラット臼歯に人工露髄面を形成し、これら複合体を用いて直接覆髄を施し、組織学的に経過を検討した。その結果、PP-AG群では術後2週において正常象牙質と同様の細管構造を有する修復象牙質形成が認められ、3週後ではその厚みが増加し露髄面を完全に覆っており、直下には象牙芽細胞層が観察された。歯髄には炎症が認められたが、対照群(Ca被髄)よりも軽度であった。PP-AG-BMP群では、PP-AG群よりも更に厚みを持った修復象牙質の形成が認められた。以上より、PP-AGおよびPP-AG-BMP複合体は、生体親和性に優れ、高品質な修復象牙質を誘導する有用な覆髄材であることが示唆された。}, pages = {90--90}, title = {フォスフォフォリン-アルギン酸ゲル複合体によるラット修復象牙質形成}, volume = {28}, year = {2009} }