@article{oai:hsuh.repo.nii.ac.jp:00006721, author = {井出, 訓 and 森, 伸幸 and 高橋, 正実}, journal = {北海道医療大学看護福祉学部紀要}, month = {}, note = {P(論文), 本研究の目的は、Multifactorial Memory Questionnaire (MMQ)の日本語版(MMQ-J)を作成し、その信頼性と妥当性とを検討することである。MMQは高齢者自身の記憶に村する認識を、Contentment (満足)、Ability (能力)、Strategy (方法)の3領域からとらえる、自己評価形式のメタ記憶測定尺度である。MMQとMMQ-Jの同等性に関しては米国在住の日系米国人高齢者18名を対象に検討され、3領域における有意な相関が得られた。またMMQ-Jの信頼性と妥当性に関しては、86名の日本人高齢者に同様のメタ記憶尺度である日本語版MIAを合わせて施行することで検討した。その結果MMQ-Jと日本語版MIAは、先行研究で示された結果と同様の相関を示し、また質問項目の因子分析においても、MMQ-JはオリジナルのMMQと同様に3つの構成概念に対応していることが明らかとなった。3領域それぞれのα係数は、0.86、0.90、0.84であった。またテスト-再テストによる安定性の検討では、3領域のいずれにおいても有意な相関(r=0.817、r=0.843、r=0.780、p<0.01)が示された。これらの結果から、MMQ-Jがその活用において十分な信頼性と妥当性とを持つツールであることが示されたといえる。今後、MMQ-Jの精度を高める課題の検証を進めるとともに、臨床での実際的な活用におけるデータの蓄積が必要となるだろう。}, pages = {27--35}, title = {「日本語版Multifactorial Memory Questionnaire (MMQ-J)の作成、及び信頼性と妥当性の検討」}, volume = {11}, year = {2004} }