@article{oai:hsuh.repo.nii.ac.jp:00006723, author = {山本, 美佐子 and 松島, 可苗 and 堀込, 和代 and 水嶋, 禮子}, journal = {北海道医療大学看護福祉学部紀要}, month = {}, note = {P(論文), 本研究は、母親の内的側面に焦点を当て、産科退院前と子どもの月齢1ヶ月時の母親意識、対児感情を中心にそれらに関連する諸要因について検討し、以下の結果が得られた。1)産科退院前、月齢1ヶ月時ともに、母性意識と対児感情は高い相関(p<0.01)が見られ、母親役割を受容し育児肯定意識の高い母親は、子どもに対する接近感情も高く、回避感情は低い傾向にあった。また、母親の葛藤意識と成長志向意識は育児肯定意識と負の相関が見られ(p<0.01)、葛藤意識と成長志向意識は正の相関(p<0.01)が見られた。2)妊娠期の身体変化に伴う母親としての実感の高まりと夫の反応は、母性の育児肯定意識や子どもへの接近感情と高い相関が見られた。(p<0.01)3)月齢1ヶ月の子どもの状況では、子どもの睡眠が母親意識と対児感情に強い関連(p<0.01)が見られ、子どもへの声かけや関わりも対児感情と相関(p<0.05)が見られた。4)母親としての自分と社会的存在としての自分の間での葛藤が強い場合は、妊娠期にも妊娠を負担に思う気持ちが強く(p<0.01)、出産後の子どもへの回避感情も強くなる(p<0.01)傾向が見られた。また、母親の疲労感は育児否定意識と葛藤意識に影響を与えていた。5)退院前と月齢1ヶ月時では、葛藤意識が有意に(P<0.05)高くなり、成長志向意識、対児感情はやや減少が見られた。}, pages = {43--49}, title = {母親役割意識と影響要因 : 産科退院前と月齢1ヶ月時の調査を通して}, volume = {11}, year = {2004} }