@article{oai:hsuh.repo.nii.ac.jp:00006730, author = {明野, 伸次}, journal = {北海道医療大学看護福祉学部紀要}, month = {}, note = {P(論文), 本稿では男性看護師に対する業務評価・役割期待に関しての文献を検討し、今後の研究課題と方向性を得ることを目的とした。その結果、男性看護師に対する業務評価・役割期待は「看護師である男性」と「男性である看護師」との二面性の認識から行なわれていた。「看護師である男性」とは、特に女性患者に村する「羞恥心を伴うケア」は困難として、その業務評価と役割期待は低く、一方、力仕事や機械類に強い、また判断力があるといった、一般的な「男性的イメージ」から男性看護師に対して業務評価と役割期待をしている認識である。「男性である看護師」とは、性別に関係なく「専門職」として男性看護師に対して業務評価と役割期待をしている認識である。以上から、今後の研究課題と方向性に関して、「男性である看護師」という認識からの業務評価と役割期待は、本来看護に求められる「専門性」に関して、十分に検討していく必要がある。また「看護師である男性」という認識からの業務評価と役割期待は、性の違いに関してジェンダーという一方の方向からのみ捉えるのではなく、「セクシュアリティ」という広い視点で考えていく必要があると示唆された。}, pages = {95--100}, title = {男性看護師に対する業務評価・役割期待に関しての文献的考察}, volume = {11}, year = {2004} }