@article{oai:hsuh.repo.nii.ac.jp:00006784, author = {志渡, 晃一 and 蒲原, 龍 and 竹内, 夕紀子 and 西, 基 and 三宅, 浩次 and SHIDO, Koichi and KANBARA, Ryu and TAKEUCHI, Yukiko and NISHI, Motoi and MIYAKE, Hirotsugu}, journal = {北海道医療大学看護福祉学部紀要}, month = {}, note = {P(論文), 北海道の女性労働者586名に質問紙票(CES-D:the Center for Epidemiologic Study Depression Scale)を用いた抑うつ調査を実施した。一般職域の従業員542名と栄養士144名の2群に分けてCES-D(20質問項目)の因子構造を比較・検討した結果、以下の諸点が明らかとなった。1)一般職域従業員の探索的(因子数を指定しない)因子分析では、直交回転法、斜交回転法のいずれにおいても、第1因子:「不安6項目・孤立4項目」、第2因子:「抑うつ6項目」、第3因子:「生活に対する満足4項目」の3因子に縮約された。2)栄養士の探索的因子分析では、直交回転法では因子構造が同定できず、斜交回転法では6因子構造が示唆されたものの相関係数が1.0を越えるなど構造に不安定さがみとめられた。3)栄養士の確認的(因子数を3に指定した斜交回転法)因子分析では、第1因子:「不安6項目・抑うつ6項目」、第2因子:「孤立4項目」、第3因子:「生活に対する満足4項目」に集約された。4)一般職域従業員と栄養士の因子構造では、第3因子の「生活に対する満足4項目」は同じ質問項目で構成され、第1因子の「不安6項目」についても共通していた。また、一般職域従業員の第1因子の「孤立4項目」は栄養士の第2因子の「孤立4項目」と等しく、栄養士の第1因子の「抑うつ6項目」は一般職域従業員の第2因子の「抑うつ6項目」と対応していた。5)一般職域従業員、栄養士ともに第1因子の「不安6項目」を中核として共有し、それに「孤立4項目」が付随すると一般職域従業員の因子構造となり、「抑うつ6項目」が付随すると栄養士の因子構造となることが示唆された。以上のことから、北海道内女性労働者のCES-Dは、潜在的に「不安6項目」、「孤立4項目」、「抑うつ6項目」、「生活に対する満足4項目」の4因子で構成されていることが推察された。}, pages = {83--87}, title = {北海道の女性労働者における抑うつの因子構造に関する研究}, volume = {14}, year = {2007} }