@article{oai:hsuh.repo.nii.ac.jp:00006947, author = {平, 典子 and 明野, 伸次 and 伊藤, 祐紀子 and 鹿内, あずさ and 花岡, 眞佐子}, issue = {1}, journal = {北海道医療大学看護福祉学部学会誌, Journal of School of Nursing and Social Services, Health Sciences University of Hokkaido}, month = {Mar}, note = {P(論文), 看護技術に含まれる行為の構造を明らかにするために,血圧測定における身体性,順序性の特徴を検討した.データ収集では,研究者が実施した血圧測定の場面をデジタルビデオカメラで3方向から撮影した.この映像データを,パーソンズが提唱している行為の定義にもとづき,質的方法で分析した.結果,血圧測定には,ケア関係/ケア空間を作る,測定のための身体空間作り,値を正確に素早く測る,ケア関係/ケア空間の解消というプロセスが存在した.ケア関係/ケア空間作りからその解消へと至るプロセスは,どの技術にも共通する看護技術の基本的構造を表すと言えた.正確に素早く測るための行為には,特徴的な順序性が見られ,これはどれを省いても一度で正確に値を測るという意味が崩れることを示していた.カフを巻く行為では,看護師の両手の動きとカフの動きを同調させるという特徴が見られた.これは,血圧測定に限らず,両者の身体に道具が介在する技術に固有の特徴と考えられた.}, pages = {89--94}, title = {看護技術における行為の構造化(第1報) : 血圧測定における身体性,順序性の特徴}, volume = {2}, year = {2006} }